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2018-11-28

ノンバーバルコミュニケーションを意識すれば印象が良くなる!基本的な考え方と取り入れ方を解説

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ノンバーバルコミュニケーションは、言葉以外でとるコミュニケーションのことです。ノンバーバルコミュニケーションと聞くと難しい印象を持たれるかもしれませんが、多くの人が意識していなくても普段の会話で自然と行っています。

ノンバーバルコミュニケーションを意識して行うことにより、相手に与える印象を良くしようというのが本記事の主題です。ノンバーバルコミュニケーションの基本的な考え方と取り入れ方について解説していますので、コミュニケーションをとる機会の多いビジネスパーソンはぜひお読みください。

ノンバーバルコミュニケーションとは?

「ノンバーバル(non-verbal )」には、「言葉を用いない」や「非言語」といった意味があります。ノンバーバルコミュニケーションは「非言語コミュニケーション」とも呼ばれていて、表情やジェスチャーなど、言語以外でコミュニケーションをとる方法です。

言語でとるコミュニケーションは、バーバルコミュニケーションと呼びます。「ノン(non-)」は「否定」を意味する接頭辞、「バーバル(verbal)」は「言語的な」を意味する形容詞なので、「ノンバーバル」は「非言語」と覚えておきましょう。

ノンバーバルコミュニケーションの基本的な考え方

ノンバーバルコミュニケーションは「非言語」を意味する通り、言語以外でのコミュニケーションを重視します。表情・視線・ジェスチャー・仕草・容姿・声のトーン・話すスピードなど、非言語情報で相手に伝え、相手から非言語情報を読み取るのがノンバーバルコミュニケーションの基本です。

ノンバーバルコミュニケーションは、心理学者のアルバート・メラビアン博士が提唱した「メラビアンの法則」と密接に関係しています。「メラビアンの法則」は、コミュニケーションにおいて、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つの情報が占める割合を数値化したものです。

言語情報…7%
聴覚情報…38%
視覚情報…55%

驚くべきことに、コミュニケーションで言語情報が占める割合はわずか7%となっています。あくまでも法則なので7%というのは実験結果による数値ですが、それにしても言語情報の割合は少ないですよね。

最も多くの割合を占めるのは視覚情報で、コミュニケーションでは大半を視覚から得た情報を頼りにしていることがわかります。視覚情報は、表情・視線・仕草・容姿などです。

「メラビアンの法則」によると、言語だけで伝わっているのではなく、ボディランゲージなどの視覚情報を主体にコミュニケーションをとっていることになります。ノンバーバルコミュニケーションという言葉を知らなくても、我々は普段から言語以外の情報を含めてコミュニケーションをとっているのです。

ノンバーバルコミュニケーションが活躍する場面

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ビジネスシーンでは、言語情報を主体としてコミュニケーションをとっていると考えてしまいますが、実は非言語の情報も重要な役割を担っています。

たとえば、ほぼ同じ内容のプレゼンが2つあったとしましょう。しかし、プレゼンをした人の話し方は対極的で、ひとりは淡々と説明をし、もうひとりは熱意を持って説明しました。

その時、どちらのプレゼンを選ぶかを判断する要素に、ノンバーバルコミュニケーションが関わってきます。内容が同等であれば、身振り手振りを交えて一生懸命に伝えようとしている方を選ぶ人が多いのではないでしょうか?

それに、表情が豊かでジェスチャーが多いと印象にも残りますよね。懸命な姿を見せられると、応援したいという気持ちも出てくるでしょう。

わざとらしいジェスチャーだと逆に印象が悪くなってしまう可能性もありますが、相手に熱意を伝えるために、表情やジェスチャーといったノンバーバルコミュニケーションを使うのは非常に有効です。

商談においてもノンバーバルコミュニケーションは大切で、第一印象として身なりの良し悪しが結果に大きく影響します。営業パーソンなら身だしなみを整えるのは基本で、第一印象を良くするには髪型から服装まで気を遣わなければなりません。

営業パーソンの身だしなみがいい加減だと、それだけで印象が悪くなってしまい、商品やサービスがどれだけ魅力的でも契約をためらわれてしまいます。身なりで損をしないためにも、ノンバーバルコミュニケーションを意識し、好印象を持たれるように身だしなみを整えましょう。

ノンバーバルコミュニケーション導入のメリット

ノンバーバルコミュニケーションは、言語以外でも相手に伝えられる、相手の考えや感情を読み取れるというメリットがあります。

極端に言えば、話を聞いていなくても、うなずくだけで相手は「ちゃんと話を聞いてくれている」と思ってくれます。反対に、真剣に話を聞いているにも関わらず、うなずきがないと相手に「話を聞いているのだろうか」と不安を感じさせてしまうでしょう。

相づちをするにしても、「はい」「そうですか」などの言語だけだと淡々とした印象を与えてしまいますが、相槌の言葉にうなずきを加えることで相手に親しみを感じさせられます。

相づちは、声のトーンも重要なノンバーバルコミュニケーションの要素です。トーンが低いと怖い・暗いという印象を与えてしまいますし、高すぎると軽薄な印象を持たれてしまうので、相手に安心感を与えるちょうどいいトーンを自分なりに探ってみてください。

このように、ノンバーバルコミュニケーションをビジネスの会話に取り入れることによって、相手に与える印象が変わってきます。ちょっとした表情や仕草で相手に良い印象を与えられるのであれば、ノンバーバルコミュニケーションを意識するメリットは大きいと言えるでしょう。

ノンバーバルコミュニケーションの取り入れ方

ノンバーバルコミュニケーションを取り入れるのであれば、以下の点を意識してみてください。

・相手の話にうなずく
・表情で感情を伝える
・大事なことを伝える時に相手の目を見る
・声のトーンを意識する
・話す速度に気をつける
・相手の話すペースに合わせる
・ミラーリング(相手の仕草を真似する)

うなずきや声のトーンは上述した通りですが、それ以外に相手の目を見て話すことを意識する、相手の仕草を真似するといった、ごくごく簡単なことでノンバーバルコミュニケーションの効果は高まります。

人は、自分と同じペースで話す人に対して親近感を覚えるものなので、相手の話すペースに合わせることも大事なノンバーバルコミュニケーションです。自分のペースで話すのではなく、相手の話すスピードや相づちのタイミングなどを注意して観察し、相手のペースに合わせるように意識してみましょう。

おわりに

ノンバーバルコミュニケーションを意識して会話をすれば、相手に与える印象が良くなります。ビジネスコミュニケーションでは、印象が商談結果に影響するため、言語以外の部分にも意識を向けてみましょう。

一番参考になるのは、自分が好印象と感じる人の表情や仕草です。その人がどのようなノンバーバルコミュニケーションをしているのか、よく観察してみてください。


[最終更新日]2018/11/28

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