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2018-12-172018/12/17

経営指針の考え方・作り方・例を紹介、経営指針は会社の方向性を定めるコンパス

経営指針


会社の【指針】=【方向性】を定めるのが「経営指針」で、それは企業を支えるとても大事なものです。「経営指針」がない企業は方向が定まらず場当たり的な経営に陥ってしまい、顧客からの信頼も得られないでしょう。

本記事では、企業にとって大切な「経営指針」について解説します。「経営指針」の考え方や作り方を掲載していますので、経営者はぜひ参考にご覧ください。

経営指針とは何か?

「経営指針」は、会社が目指す方向を定めたものです。「経営理念」「経営方針」「経営戦略」「経営計画」といった経営の方針を包括するもので、それらを総称して「経営指針」と呼びます。

「指針」は【進むべき方向を示す】という意味で、その言葉のとおり、会社がどこに向かうのかを表すものです。言わば「コンパス」のようなもので、会社は「指針」を頼りに経営していきます。

会社の進む方向が定まっていないと、どれだけ立派な「経営理念」を掲げてもそこに到達できないでしょう。会社という組織が経営で迷わないようにするには、まず進むべき方向を明確にし、その上で具体的に何を目指すのかを決める必要があります。それが「経営指針」です。

経営指針を人生に置き換えてみる

「経営指針」針と言われても、漠然としていてイメージがしにくいと思います。そこで、「経営指針」を自分の人生に置き換えてみてください。

人生において目指すものがないと「このままでいいのか」と不安に感じますし、迷った時に進むべき方向がわからないですよね。そうした時に必要となるのが、人生の「指針」です。

「指針」があると目指す方向が定まるので、迷った時もそれを信じて進むことができます。「指針」は、「家族を守る」「子どもを立派に育てる」といった大まかなもので構いません。人生の支えとなるものが必要なのです。

では、「経営指針」の話に戻りましょう。さきほど人生に置き換えたことを、経営に当てはめてみてください。

「経営指針」が定まっていないと、会社が進むべき道がわからないので、経営者も社員も不安になることでしょう。顧客やクライアントからみると、経営の方針が定まっていない会社を信じていいのかと不安になります。

「経営指針」で会社が進む方向を定めておくと、経営者も社員も信じるべきものがあることで安心感を得られますし、顧客やクライアントからは信頼感を得られるでしょう。それに、求人募集をする際にどういった信念を持った会社であるかを示す材料にもなります。

このように、「経営指針」を人生にたとえてみると、その重要性を感じていただけるかと思います。

経営指針の作り方

「経営指針」は会社の方向性を定めるものなので、経営者としてどういった会社にしたいのかをまず考えてみましょう。「この会社を立ち上げた目的は何か?」「何を達成したいのか?」「一企業として何を最も大事にするのか?」といったことを自問自答してみてください。

「経営指針」を作る上で大事なのは、「ビジョン」を明確にすることです。10年、20年後にどういう会社になっていたいのかを想像してみてください。

「地域に愛されている会社」「お客さまから親しまれている会社」「社員が笑顔で働いている会社」など、未来の会社の想像してみると指針を作りやすいです。

具体的には、「経営理念」「経営方針」「経営戦略」「経営計画」を考えていくわけですが、それらを包括する大元となる目標として経営の方向性を決めていきます。

「経営指針」で会社の方向性が固まったら、「経営理念」を練っていきましょう。「経営理念」の作り方と事例は、こちらの記事で詳しく解説しています。

経営理念とは?社員の成長が加速する経営理念の作り方 5つのステップ、参考にしたい事例7つも紹介

経営指針の作り方

経営指針の例

いくつか「経営指針」の例を挙げますので、考える際の参考にしてください。

・お客さまに選ばれる会社を目指す
・お客さまに新しい価値と体験を提供する
・人と大切にする企業を目指します
・豊かな暮らしづくりと社会に貢献する会社
・子供たちが安心できる社会づくりに貢献します
・価値あるサービスを提供し続ける会社を目指す
・これまでにないサービスで未来を切り拓く
・持続可能な社会を実現

ひとつに限定する必要はなく、「顧客」「社員」「社会」など、それぞれに向けた指針を設定しても構いません。他社の「経営理念」も参考に考えてみてください。

「経営指針」は会社の方向性を決める大事なものですので、時間がかかってもいいので、これだと思える案を考えましょう。

おわりに

経営で方向を見失わないように、「経営指針」を設定しておきましょう。明確な「経営指針」があれば経営者として迷った時の支えになりますし、社員も会社として目指している方向がわかっていると安心できます。

会社としてブレない経営をするために、「経営指針」を考えてみてください。


[最終更新日]2018/12/17

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