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2017-10-21

ブレインストーミングはKJ法とセットで行うとより効果が高まる

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参加者みんながアイデアを寄せ合うブレインストーミングは、課題を収束させるKJ法とセットで行うと、より効果が高まります。実りある会議のためにKJ法を活用し、みんなのアイデアをより良い完成形で実現させましょう。

ブレインストーミングの4原則

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KJ法についてお伝えする前に質問です。正しいブレインストーミングの方法をご存知でしょうか。「ただ、何となくみんなでアイデア出しをしていた」という人は、これを機にルールを知りましょう。4つの原則を守れば、より課題解決に向けた意見が出やすくなりますよ。

何にもとらわれず、自由にアイデアを出す

ブレインストーミングの場で、「こんなことを言ったら、気を悪くされるかも」「何を言っているんだと思われないかな?」というような、気づかいやネガティブな憶測はタブーです。各人が思いつく限りのアイデアを出す場なのですから、自由に発言しましょう。

どんどん発言して量をこなす

一つの意見にこだわってみんながそのアイデアに深く入り込んでゆくよりも、さまざまな意見が出ることのほうが大事です。とにかく発言量を多くすることを意識しましょう。

他人の意見の批判はしない

誰もがどのような意見を出してもよいのが、ブレインストーミングです。他人の意見についての批判しかしないような内容の発言は、価値がありません。前向きな発言を心がけましょう。

つけたし、融合意見の歓迎

他人の批判はしないとはいえ、気がついた点があれば付け足すのはルールの範囲内です。また、「AさんとBさんの意見を融合した形なのですが」と、他人の意見をまとめて語るのもOK。発展的な意見を、どんどん出しましょう。

ブレインストーミングの後はKJ法が有効

さて、ブレインストーミングを行った後には、「それで、どのアイデアを採用して、何をするの?」という疑問が残りがちです。消化不良のまま終わってしまうと、次の指針が見えず、「何のためにやったのか、よくわからない」という印象を参加者に残してしまいます。

そんなときに有効なのが、ブレインストーミングを行った後に、問題解決のための「まとめ」を行うことです。アイデアをまとめて理論化し、解決への道筋を導き出す方法が、KJ法です。

KJ法は、方法論を考案した文化人類学者の川喜田二郎氏のイニシャルを取って名付けられました。もとは、学術調査で得られた観察結果を整理するためのものだったのですが、新しいアイデアを生み出すための方法として知られるようになったのです。

KJ法の5ステップ

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ブレインストーミング後に行うKJ法のステップは、以下の通りです。

ポストイットにブレストで出たアイデアを一つずつ書き出す

ブレインストーミングの最中に、出たアイデアをすべて一つずつポストイットに書き出します。そして、大きなホワイトボードなどに貼りつけておきましょう。貼り付ける順番や位置は、この時点では気にしなくても結構です。

アイデアごとに意味が近いものをグループ化する

ブレインストーミングが終わったら、ポストイットを一つひとつ振り返り、アイデアごとに意味の近いものをグループ化します。ホワイトボード上で、グループごとにポストイットをひとかたまりにしていきます。

グループ同士の位置関係を整理する

全てのポストイットをグループ分けしたら、グループ同士の位置関係を整理していきます。意味の近いグループ同士を近くに置き、意味の遠い、または反対の意味のグループはなるべく遠くに置いて、相関関係がわかるように位置を整えましょう。

グループの相関性を図示化する

グループ同士の位置関係を整えたら、「近似」「反対」「原因」「結果」「関係なし」など、それぞれのグループ同士を矢印で結びつけ、相関性を図示化します。ドラマに登場する人物の相関図のようなイメージです。

文章としてまとめる

相関関係の可視化ができたら、アイデアの相関性を文章としてまとめます。たくさんのグループがあると文章化が難しく感じられますが、その場合はとくに大きなグループや、強い関係性について言及するので十分です。

以上の5ステップでKJ法を行うと、「今日のまとめ」を効率的に作り上げることができます。問題解決のための糸口が、きっと見つかるはずです。

おわりに

ブレインストーミングは、斬新なアイデアや革新的な発想を生み出すための重要な方法です。そこにKJ法を合わせて使うと、具体的で実践的な課題解決法が見つかりやすくなります。せっかくみんなに集まってもらっているのですから、短時間で最大限の効果を発揮できるよう、会議の手法を工夫してみましょう。


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