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2017-01-17

従業員の頑張りを評価する制度を導入し、「こんなに上司に褒められたのは初めて」と泣き出す人まで – 山六木材様 事例

山六木材 小林誠社長1


「ビジョン実現型人事評価制度®」ユーザーシンポジウムレポート
第1回 株式会社山六木材 代表取締役 小林 誠氏 講演

2016年12月2日に、9回目となる「ビジョン実現型人事評価制度®ユーザーシンポジウム」を開催しました。クライアント企業5社によるビジョン実現型人事評価制度®の事例報告とグループディスカッションの2部構成で、建設、出版、葬祭業、小売業、鍼灸院とさまざまな業種の経営者様に取り組みを発表していただきました。

「ビジョン実現型人事評価制度®ユーザーシンポジウム」の目的

開会挨拶

「ビジョン実現型人事評価制度®ユーザーシンポジウム」には、3つの目的があります。
その3つの目的とは、すなわち「学ぶ」「知る」「つながる」。

参加者のみならず主催者側も講演から「学び」を得て、「ビジョン実現型人事評価制度®」について「知って」いただき、この場を通じて同じ志を持った者同士が「つながる」ことを目的に開催しているものです。

さらに、今回は、「ビジョン実現型人事評価制度®」は単純に「人材育成」のツールではなく、会社を永遠に発展・継続させていく組織をつくることが本来の目的であることを認識していただくことをテーマに開催しました。

第1回は、トップバッターとして成果報告をしていただいた株式会社山六木材・小林誠 社長の講演についてレポートします。

建築と不動産に特化した山六木材

講演風景1

山六木材は新潟県中越にあたる出雲崎町に本社を置く建設会社です。1962年に原木販売から開始した山六木材は、長く製材業を主にしてきました。小林社長は2代目で、およそ30数年のキャリアがあります。

2004年に起こった中越沖地震の後、小林社長は地元を飛び出して営業エリアを広げることを決意します。以後、建築と不動産に特化。今年(2016年)からは和風住宅に力を入れているそうです。「社員・アルバイトあわせて18名ですが、今年(2016年)はすでに34棟を建て、毎年20%増を目指しています。来季目標は48棟です」

人事に関する2つの悩み

人事に関しては、2つの悩みがあったそうです。1つめは、そもそも募集をかけても人材が集まらないことでした。本社がある出雲崎町は人口が4500人弱、対して隣にあるのは人口27万の特例市である長岡市です。周辺に住む求職者はまず長岡市に注目するので、求人を出しても申し込みが数人程度にしかなりません。

「こちらが選ぶというよりは、お願いしてきてもらうという状況です。この採用をどうにかしたいと考えたとき、やはり評価基準をきちんと整えることが不可欠だと思いました。社員さんの満足度をアップさせる意味でも、採用基準の中に取り入れる意味でも、評価基準を見える化するのが大事だと思いました」

2つめは、5年前に突然社員が5人辞めたことにより、人事マネジメントの不備に気づいたことだったといいます。

「当時は社員が15人程度だったので、急に5人いなくなったことは会社にとって相当なダメージになり、残った社員のやる気も心配な状況でした。私たちは、住宅においては営業スキルでどこにも負けないくらいの優秀さを自負していました。しかし、5人の急な退職により、マネジメントをおろそかにしていたことに気づかされたのです」

「ビジョン実現型人事評価制度®」の導入を即決

小林社長がマネジメントに悩んでいた頃、以前、読んだ山元の著書「小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!」の内容が頭に浮かんだそうです。早速、長岡市の喫茶室で担当コンサルタントと会い、導入を即決。評価制度だけつくって終わりではなくアクションプランにもコミットし、長期的にサポートするところが決め手だったと言います。

それから山六木材では、2015年8月から人事評価制度を設計し、経営計画発表を開催。同年10月からはトライアル評価期間を設けてリーダーへの評価者研修などを実施し、2016年10月から本格運用を開始しています。

「初めの頃は反対も多く、導入すること自体が大変でした。5人も辞めたあとですから、内部では結構もめていたのです」と小林社長は語りますが、来期は数字と連動させて給料に反映させるところまで、導入が進んでいるそうです。

「こんなに上司に褒められたのは初めて」

講演風景2

「ビジョン実現型人事評価制度®」は、頑張っている人をきちんと評価する制度です。」と、小林社長。導入すると、「こんなに上司に褒められたのは初めて」と泣き出す人まで出たとのこと。突然5人が辞めるという5年前の悲劇から、これまでに6人を採用したが、そのうち辞めたのは円満退社の1人だけ。女性が頭角を現し始めたのも、成果の1つだといいます。

「4年前に入った女性が設計コーディネーターとして2人を育てていて、マネージャーという役職を与えたことも大きいのか、自信を持って仕事をしています。人が育った結果、私たちは楽になりました」

さらに小林社長は、「これからもマネジメント部分に力を入れ、整理されたところで営業をもっと深掘りしていきたい」と、さらなる事業展開に意欲を燃やしています。次年度はさらに新人営業マンを採用・育成し、経営戦略やアクションプランを推進していくと力強い決意を示していただきました。


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